SSブログ

海を渡って、 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その10

ポルトガルへは船で国境越えをすることにした。
その為に、スペインのAYAMONTEを目指す。
JEREZ空港で車をかえし、バスでJEREZの街へ戻る。
JEREZから電車をの乗り継ぎ、到着が夜になったHUELVAで力つき1泊。

ホテルそばのレストランの陽気なウェイター君に、
「こんな街にきても仕方がないぞ。中途半端な街なんだ。
スペインにはもっと他に、歴史のある素敵な街があるから、
ぜひ、そっちに行ってくれ。」と、言われた。

・・・、そんな街で力つきたのか・・・。(爆)

そんな街を1枚。


ホテルの窓から。

ホテルから1kmほど離れたバスターミナルそばで1枚。


木製のブリッジ。

そして、スーパーで食料や水を買い込み、
午前中のバスに乗ってAYAMONTEに向かった。
バスの中では爆睡。
”世界のバス窓から”、も、なにもない・・・。

AYAMONTEに到着したのもきづかず寝ていたら、
バスに乗ってたスペイン人が、「着いたよ。」と、起こしてくれた。
バスを降り、地図を探し、起こしてくれた英語の話せるスペイン人を捕まえ、
ポルトガル行きの船乗り場を確認した。


船着き場を目指して街を歩く。

ポルトガルへの船賃は1人1.2ユーロ(約180円)。


チケット売り場    

むこうに見えているのがポルトガル。

パスポート不要。
セキュリティーチェックも何もナシ。


ポルトガルからやってきた船がすぐまた折り返す、なんともお気楽な国境越え。

出航の時間になっても、
船長は切符売り場のオヤジさんと話し込んで、ちっとも船に乗り込まない。
出航時間を15分過ぎて、やっと船長が乗り込んだ。
ボーッ、という合図をならし、やっと出航かと思いきや、とーくから指笛の音。
音のした方を見ると、スペイン人家族らしい固まりが走ってこっちに向かってくる。
手をブンブン降っている。どーやら、乗せてくれということらしい。
まさか待たないよね、と思ったけど、そのまさか、だった。
船は結局、25分ほど遅れて動き出した。

船がでてから約15分後には、ポルトガルのVila Real de Sto.Antonioniに到着。

・・・、乗ってた時間より、
遅れた時間のほうが長いじゃないか・・・。(爆)

ココから、バスや電車で北に向かって、
アチコチの街に泊まりながら、スペインに抜ける予定だった。
しかし、思いがけずスペインで長く滞在したことにより、
そんな悠長な事は言ってられなくなった。
いっきにLISBOAまで目指す、バスで約5時間の旅。
バス停窓口でチケットを購入。
1人15ユーロ(約2,100円)。

ミニスカ姿のガイドをしないガイドさんに切符を見せ、バスに乗り込んだ。
彼女は、チケットをちぎる・ビデオを流す・エスプレッソサービスを1回、
そして、トイレの鍵を開けてくれるという、とても重要な仕事を持っていた。
彼女の持つ鍵が、トイレへの道。
トイレぐらい、そっと勝手に行かせてくれたっていいじゃないか・・・。

そして、ポルトガルの風景を楽しむ事もなく、カメラを出す事もなく、
ただ、持ち込んだペットボトルで水分を補給しながら、死んだように眠った。

夜のLISBOAに到着。
駅から見えてた背の高い数本のホテルを目指して歩く。
その中で、1番安いビジネスホテルに決定。
そして、旅の計画を練る。

次の日は夜中発のバスで一気に国境を目指す事にした。
ホテル代の節約。

予定が決まれば、何時であろうとやっぱり食事と街歩き。
私たちに与えられたLISBOAでの時間は降り立ってから28時間。
ぼろ雑巾のような体を引きずって、
地下鉄に乗って食事がてらLIABOAの街に繰り出す。


駅                ホーム

食事をしたのは確かなのに、
ドコで何をたべたのかまったく思い出せない、そんなLISBONの夜・・・。


洗濯物(ワタシ洗濯物マニア?) 急な坂をあがる為の電車

ピカピカツリー         キラキラリボン

青いリボン           赤いリボン


ただ、ただ、疲れた。(泣)






nice!(174) 
共通テーマ:旅行

nice! 174

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。