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懐かしい友と、 *8年ぶりの北欧にて その6 [*SCANDINAVIA 2015-2016]

懐かしい友と、
 *8年ぶりの北欧にて その6

お友達とその自転車も一緒に電車に乗って。
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追加料金なしで、自転車と一緒に電車に乗れるのってほんと便利。

ホームに降りると、満面の笑みで迎えてくれた懐かしい顔。
8年ぶりの再会に、笑顔が満開。

お顔は見せられませんが、これ以上ない笑顔の、お友達と自由人。
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5時間も煙草を吸えなかったので、一刻も早く煙草を吸いたい自由人を、喫煙ポイントへ連れて行くお友達。
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久しぶりのコペン、ちょっと写真を撮りたいんだけど、と、思いながら、片手でパシャパシャ。
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2人を見失わないように、時々早足で追いかけながら。
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駅のあちこちにクリスマス風味。
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北欧のクリスマスはイルミは基本単色で、それがまたシックな町並みにあって、ほんといい。

喫煙ポイントのすぐそばの自転車置き場に、たくさんの自転車。
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4年前に結婚し、奥様の希望で煙草をやめたというお友達、自由人に煙草を1本希望。(笑
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2人は煙草を吸いながら、まずはその他の留学生仲間の近況と、変わってしまったストックホルムの衝撃等。

そして、奥様の前ではできないお酒の話を、ここですませようと自由人。
「お酒、今もたまには飲んでるの?」って。(笑
「まさか!」とお友達。

お友達はバングラデシュ人でムスリムだ。
今はなき、KISTAのコンテナ風味ハウス仲間でもある。
そのお家に、お友達はバングラデシュ人4人で住んでいた。
そのうちの2人は比較的敬虔なムスリムだったのだろう、禁じられているお酒はいっさい飲まなかったのだけれど、
お友達を含む2人は、飲まない仲間に隠れてお酒好きだった。
2人がお祈りをしている姿も見たことがない。
食事には禁じられている食材を口にしないように基本的には気をつけていたけれど、お酒は別だった。(笑

大好きだったお酒も、結婚してからはいっさい口にしていないって。
「ママとワイフは怖いんだ・・・。飲んでいた過去だって知られたら、・・・、考えただけでも恐ろしいよ。」
規律を守ることに対しては、女性の方が厳しいようだ。
そうね、学生時代も、そういうことを時々言ってたね。(笑

喫煙ポイントは外、海に突き出ているデンマークだけあって、風が強く冷たくて。
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「毎日こんなに風が強いの?」と聞いたら、「そうなんだ、毎日こんなで冷たくて寒いんだよ〜」って。
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「だんだん暗くなってきた、ワイフが待ってるよ、行こう。」とお友達。
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24時間チケットを券売機で買って(130DKK/1≒2,300円/1)、電車に乗り込んで。
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コペンハーゲン中央駅からHØJE TAASTRUPへ、そしてココからお友達は自転車で、knäcke達はバスで。
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バスがくるまで、knäckeはカメラと一緒にプラプラ。
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お友達教えられたバス停、ひとつ先まで乗っちゃった。Σ(ノ∀`*)ペチ

友人宅は郊外、緑がいっぱいの閑静な住宅地のメゾネットタイプのアパート。
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1階が玄関で、2階に寝室に使っているという個室1つに、広いリビングダイニングとバスルーム。

北欧らしい思い切ったシンプルなプランニングで、とても感じが良くて。
北欧は、ごくごく一般的なお家でも、日本とは違う住環境の良さが羨ましくなる。

そしてはじめましてのお友達の奥様。
もちろん彼女もムスリムだけど、膝丈のワンピースで、ヒジャーブもなし。
敬虔なほうではないのか、ムスリムの中でもいろいろあるのか、そこまではわからないけれど。
ムスリムの女性ということで、外国人である自由人もknäckeもハグではなく握手をでご挨拶。

エキゾチックでとても美しい女性。(ムスリムのお国の女性は、美人がとても多いと思う。
彼女は来月、ママになる予定なんだって。
母子共に元気で、無事に出産を迎えられるよう願うばかり☆☆


これからでてくるお料理は、すべてお友達が作ったもの。
学生時代も、よくカレーを作って食べさせてくれた。

まずはお茶とスナックで。(日本人だからと柑橘系フレーバーの緑茶のパックも用意されていた。
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「僕たちはムスリムだから、お酒の用意はなくてごめんね。」とお友達。

お茶とスナックをいただきながら、お互いの卒業後の暮らしや彼らのコペンハーゲンでの暮らし、
変わってしまったストックホルムの雰囲気や、他の留学生仲間の近況等、話すことはいっぱい。
話の中で、「テロがあってから、ムスリムに対するまわりの目がだんだん厳しくなってきていて、なかなか大変なんだ。」
と、伏し目になってつぶやいたお友達の姿が印象的だった。


「さぁ、クリスマスパーティーだ!」と、御馳走がテーブルに並ぶ。

まず、ラムのグリルがでてきて。(これが柔らかくジューシーで絶品☆☆29.gif
「上手だったのは、カレーだけじゃないのね!」と、笑いながら。
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鶏のグリル(写真左上)と、これははずせないでしょ?と、思い出の地スウェーデンといえばのミートボール(写真右上)。

どれもとーってもおいしくって。
カレーが出てくる前に、お腹いっぱいだよ・・・。(≧∇≦)

それでも出てくるお待ちかねのカレー。(お肉は牛だった
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「日本人仕様で、油は控えてあるから。僕の知っている日本人はヘルシー志向だからね。」と、彼は笑った。

knäcke達は、特にヘルシー志向と言う訳ではない。
ただ、彼らバングラデシュ人のつくるカレーに使う油の量はほんとうにすごかった。
たとえば、1回4人の食事で、1ℓの油がなくなっちゃうくらいだぼだぼと入れてた。
「油、そこまで入れなきゃダメ?」「油、少し減らしじゃダメ?」
と、カレーを作ってもらうたびに聞いていた自由人とknäcke。
「健康はヘルシーからだ!これはヘルシーではない!」と、大笑いしたことも。

8年ぶりのお友達カレーは、やっぱりとってもおいしいカレーだった。

のんびりゆっくり、たくさんの話をしながら。
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そして、最後には、お友達特製のチーズケーキまで。

いくら時間があっても話足りないね。
しかし、彼女とknäckは、日付が変わる前に脱落。
自由人はその後、お友達と深夜のご近所散歩に行って、ずいぶん遅くまで話していたようだ。
タノシカッタネ、ゴチソウサマデシタ。

つづく。

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