氷河目指して、横殴りの雪の中をとにかく歩く。 *8年ぶりの北欧にて その33 [*SCANDINAVIA 2015-2016]
氷河目指して、横殴りの雪の中をとにかく歩く。
*8年ぶりの北欧にて その33
てくてく、てくてく、
氷河を目指し、てくてく歩く。
時刻は14:30、どんどん日が暮れてゆく。
Stormはまだ去ってない様子。
やってきたのはVatnajökull(ヴァトナヨークトル)国立公園で、 Skaftafell(スカフタフェトル)自然保護区でもある。
公園内の地図があるかな?と、インフォメーションセンターに行くも、この日はもう閉めちゃうから入れないって。(*_*)
「まだ」15:00前なのに・・・、いや、「もう」15:00前?(∋_∈)
自由人、公園入り口の駐車場すぐそばの案内板をチェックして、
「とにかく歩いて行けば、先に氷河がるよ。それから、Svartifoss(スヴァルティフォス)っていう滝があるみたい。」
時折、雹と雪が吹雪く中、遠くにちょこっと見えた氷河を目指しててくてくスタート。
遊歩道の左手には所々に小さな滝がいくつもあるけれど、Svartifoss(スヴァルティフォス)っていう滝はどれ?どこ??
遊歩道の右手には苔むした大地が広がって。
どんどん暗くなってゆくから、急ぎ足でとにかくてくてく。
そのおかげで、指先以外はあまり寒さを感じない。
急ぎ足で約15分、目の前にとっても大きな氷河の世界(Skaftafellsjökull)が現れた。
看板に注意事項、最終的には自己責任。
でも、もちろんレスキューの方にお世話にならないように迷惑をかけないように、気をつけて。
大きくて近くに見える、近くて遠い氷河を目指し、所々に設置してある足下のペグを目印に進む。
足下がどこかの惑星みたいね、宇宙っぽい。(宇宙に行ったことないけど・笑
シンと静まり返ったあおい世界を、てくてく、てくてく。
ずっとずっと、夢の中にいるみたい。
足音がいつのまにか消えて、
歩いている自分さえも消えてしまったよう。
氷河の上もてくてくお散歩。
つづく。
レスキュー・・・
どこから来てくれるのかな~
by saru (2016-03-17 23:24)
神秘的ですね~。
写真を拝見していて、
そういえば、
ビョークってアイスランドの人だったなぁと思い出して、
この風景とビョークって、
すごくしっくりくるなぁって思いました。
トールキンの物語に出てるくような
エルフやドワーフとかがひょっこり現れそうです。
by enpoko (2016-03-17 23:59)
同じ地球上には思えない、、どこか異星
てくてく、、静謐な青の世界、
足音も吸い込まれて、冷気と凍った大地に体も紛れて、、
不思議な感覚なのかな、、、
ここは何処、、、って
by engrid (2016-03-18 01:15)
いいですよ、この異星的な感じ。
青い景色がより寒さを強調しているみたいだし。
by YAP (2016-03-18 08:23)
同じ地球に住んでいても違う世界なんですね。
自分の知っている世界なんてちっぽけなもんですね。
by YOUR-MOM (2016-03-18 13:20)
そうか、氷河ってこんなに近くで見られるものなのね(ームー)。
ディカプリオの新作、凍った川とかに落ちたり、泥雪の中転げまわったり、
信じられないくらい寒そうだけど、ブーツがびしょびしょなknackeさん、
私からすると、いい勝負だよ(T▽T)
こちらの氷河近くも、溶けているところがあるんだね。
暗くなって落ちなくてよかったよ・・・。
by ビアンカ (2016-03-18 13:53)
knackeさん!古い記事見てくださって、ありがとうございます!
大変だったでしょ~(;´Д`)/
大量nice!も~~~(*´Д`)
by ビアンカ (2016-03-18 13:59)
確かに月面にいるような地表ですね。
風の音のみって感じなのかな。
周りに観光客がいなさそうだから
ドキドキ感もすごかったでしょうね!
by Samansa (2016-03-18 16:03)
すごーい、人の手が加えられてない氷原が広がる世界。
以前、マレーシアで知り合った北欧からの友達が14時過ぎると暗くなり始めるから忙しないって言ってました(笑)
日本で言うところの冬至の頃の感覚かな。
ちょっと陽が長くなってきて得した気分(笑)
by barbie (2016-03-19 01:36)
>saruさん
秘密基地からです、たぶん・・・。(●´∀⊂)ペチッ
>enpokoさん
冷たさも風景もほんと神秘的で吸い込まれそうでした。
ビョーク、確かにこの風景にピッタリですね。
カラフルで個性的な衣装や髪型。
お話の世界にいるようでもありました。
エルフやドワーフが、きっとどこかに隠れていると思います。
妖精と暮らす国、ですね。(*´ -`)
>engridさん
この風景が同じ地球上にあるって、ロマンですね。
ずっと宇宙空間にいる感じがしました。
なにもかもがあおの世界に吸い込まれて。
声も自分自身も、消えてなくなったような不思議な感覚です。
とても魅力的な国でした。(゚m゚*)
>YAPさん
YAPさんがいかれたグランドサークルの風景も異星的でしたね。
自然が作り出したす強烈な風景にはいつも心揺さぶられます。
あおの世界の冷たさは、心地よい冷たさでした。(´。`)
>YOUR-MOMさん
ここが同じ地球とは思えないような風景でした。
ほんと、世界は広くて、自分がいかに小さな世界で、
小さな存在かを思い知らされるようでした。(・o・)ノ
>ビアンカさん
そうなんです、すぐそこに氷河。
氷河の上をてくてく歩いてきましたよー、ドキドキしながら。
こんなに冷たくて寒いのに、凍らないところがあるんですね。
みんなカチコチだと思っていました。
夏の氷河も見てみたいです。
濡れて染みたブーツって、悲しいくらい冷たいですね・・・。
この日、ブーツはホテルで丸洗いをして、
オイルヒーターの上において乾かしました。
国内旅行のお話も面白かったです!
国内外、毎年あちこちに行かれてて羨ましいです。
自由旅行って、やっぱりいいですね、大変だけど・・・。(;◔ิд◔ิ)
>Samansaさん
風の音も消えちゃったような感覚になりました。
自分が出す声も、消えちゃうような・・・。
あおい月面のような世界に吸い込まれたようでした。
ここで2人組のドイツ人とあいましたが、ほぼ貸し切りで。
時間的にここまで行くには遅かったこともあるのかな。
そして、団体ツアーだと、ここまで行かないようです。
ドキドキのあおの世界でした。(´_`。)
>barbieさん
自然ってなにものもかなわないですよねぇ・・・。
そうなんです、暗くなるのが早い季節なので、とにかく忙しくって。
暗くなっちゃうと、なにも見えなくなっちゃうから。(苦笑
ずっと、冬至みたいな感じですね、ほんと。
北欧の人は、春が待ち遠しいの、わかる気がします。(`Θ`)ノ
by knacke (2016-03-19 20:45)