ぶらぶらと、雪舞う夜のStockholm。 *8年ぶりの北欧にて その75

ぶらぶらと、雪舞う夜のStockholm。

  *8年ぶりの北欧にて その75

3週間の北欧旅行、最後の夜。

飲みにいこうかと、雪舞うMedborgarplatsenへぶーらぶら。

白い街をぶーらぶら。

コートの襟を立てて、ガタガタ震えながら、ぶーらぶら。

営業が終わった冷凍食品専門店を覗き込んだり、こっちを見ているスノーマンに挨拶したり、

Copenhagenでも、結局一度もTIGERに入らなかったなあ・・・、と、思ったり。

長かったようで、あっという間だった3週間、

特別したいことがあるわけでもなくて、ただ、こうしてぶーらぶらしていたいだけなんだけど。

でも、どんなに長く滞在したって、ここに暮らしがない限り、いつだって心残りでいっぱいね。

自由人が学生の時、よく飲みにきていたというバーの1軒に入って。

コートをクロークに預け、カウンターでビールを頼んで。

外の見える席に座って、話し声がとっても賑やかな暖かい店内で。

のんびりビールを。

次はいつ、またこんな風な時間を持てるかな。

また冬の季節に訪れたいね、キンキンに冷たい冬。

バーをでても、まだ雪は降っていて。

駐車中の車には雪がこんもり。

時刻は23:00すぎ、そろそろホテルへもどろうか。

夜のStockholm、

つづく。

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