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ビミョー[右斜め下][左斜め下]なモノ [*Christmas holidays 2005]


「よんだ?」


「よばれてないか・・・。」

コレ、知ってる?
きむたこ、いまだにわからないの。
スターウォーズにでてくるのね。
それだけわかってる。/ふろーむ スペインのバーガーキング

セットメニューを頼んだの。
英語はまったく通じない。
メニュー表を指差し、数も指でお知らせ。
支払いはカードで。
苦労のすえ、でてきたのは、
・・・、


ハッピーセットだった・・・。(爆)

手渡されたスターウォーズのプリントされたボックスを持って、
席に着くべく店内を歩くと、
「なんで?」的な、オトナサマ達の視線が集まる。
そして、オコサマ達が指差しをしながら、パパやママの洋服をひっぱる姿が目に入る。
きっと、「ボク(ワタシ)、あれがいいー!」と、せがんでいるのだろう。
席について、箱をバリバリ開ける私たちに、オコサマの視線が集まる。

・・・、はい、オトナサマです。
はい、ハッピーセットです、はい、知らなかったんです、
ふつーのセットだと思って注文しました・・・、はい・・・。

そんなハッピーセットの箱からでてきたおまけ。


自由人のが白い方。
これはまだいい。
きむたこ、この、やわらかいみどりっこ・・・。

なんで?
なんでよりによって、コレ?
もっといっぱい種類あるでしょ?


ひどいよ・・・。
ほしかった訳じゃないけど、もらっちゃったから思う。
ひどいよ・・・。

そんなきむたこに自由人が一言。
「ボクのはまだいいけどさ、きむたこの、捨てれば?」

・・・、「絶対、捨てません!」

つれて帰ってきました。
クローゼットのすみこに、転がってます・・・。






これ、携帯用ラジオ。/ふろーむ モロッコの港の薄暗い倉庫のような免税店

買ったんじゃないのよ、自由人の煙草(Fortuna)のおまけ。
煙草コーナーの前に立った。
でも、欲しい銘柄はナシ。
買わずに行こーかと思った瞬間、
オンナノコがやってきた。

そう、煙草販売促進係。
ただし、Fortuna限定。

スペイン語であれこれ言われるが、わからない。
「いらないよ、他の銘柄がいいんだ。でもないからいいんだ。」と、英語で自由人。
でも、オンナノコ、今度はスペイン語に英語をはさみながら、
そしてチラシを指差しながら、コレを2カートン買ったらコレあげる。
4カートンならリュックだよ、という。
どっちもいらないし、この煙草もいらないんだけど・・・。
でもね、負けた。
他にお客さんもなくって、離してくれないんだもん・・・。
歩き始めたら、前にまわって行く手をはばむんだもん・・・。
でね、2カートン買って、コレもらってきた。

おしりのほうをベロンとめくると、イヤホンがでてくるの。


FMが聞けるよ。

コレを持っているところで、1番ひろいやすい局が選局される。
そう、選局できません・・・。
勝手に選局FMラジオ・・・。

音量はネ、大と小。
・・・、
大と小しか選べません・・・。

さすがのきむたこも、
「使えないよ、イヤホンだけ抜いて持って帰ろうよ、」と言った。
そしたらね、イヤホン、本体と合体してた・・・。


本体のままつれて帰ってきました。
本棚に、ずっとおいたままです・・・。

「おまけ道」って、険しいネ・・・。


*ビミョーついでにビミョーなおはなし*

髪を切った。
美容院に行った訳ではない。
ニホンから持って来たスキカルと鋏。
自由人に切ってもらった。

「前髪だけは、自分で切って、」と、いうので、

前髪を持ち、鋏でパツっと切った。

・・・、

鏡の中には、「マルサの女」、が、いた。

爆笑しました・・・・。

仕方がないので、それにあわせて、短くしてもらいました。
マッチ棒の先みたいになりました。

・・・。



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zipper [*Christmas holidays 2005]

zipper


"zipper's" /design by filipe faisca / PORTUGAL

zipperなネックレス。
ネックレスなzipper。


ちゃんとね、うごくよ。

でもね、ちょっと思ったの。
zipperなおよーふくが燃えちゃって、
zipperだけ残っちゃった・・・?
そんな風に見えなくもない?

・・・。

コレ、こーゆーものです。
はじめっから、ネックレスですよー。


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ぎゅうぎゅう [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/コレでおしまい

旅のおしまいは、ロンドンでトランジットの為に1泊。
電車(チューブ)とバスで、
疲れきった体をひきずって街をウロウロ。
この日の電車は信号のトラブルがあって、混乱していた。
電車はなかなかこないし、なかなか発車しなかったり。
だから、ホームはぎゅうぎゅうの人。

ほら。


ぎゅうぎゅう。

ロンドンはぎゅうぎゅうがおもいで。


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信じるキモチ、信じたいキモチ、 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その13

旅の最終目的地は、SANTIAGO DE COMPOSTELA。
「ヨーロッパを巡ったら、最後はココだ。」
と、自由人が決めた。
巡礼でもないのに?なんて笑ったけど、
結局、修行のような旅だったからね、
なんだかピッタンコね、なんて思っちゃったヨ。

街の地図の看板を探し、
インフォメーションセンターを探しながら、
通りすがりで気になったホテルで値段を聞きながら、歩く。


街角の売店            石の卓球台

緑の風景             日常の風景

街角              看板

そして、雨が似合う石畳のお土産物屋さんがたち並ぶ場所に、
インフォメーションセンターを発見。観光地ど真ん中。

なんだか巡礼地最終地って感じがしないね、なんていいながら、
インフォメーションセンターで観光地図をもらった。
そして、インフォメーションセンターにほど近い、
1階がカフェになった、小さなペンションに決めた。

観光地図片手に街を歩いてみる。


白い壁              坂道

お空               お空

そして、ココにたどり着いた。



中に入ると、
ひざまずき、頭をたれ、お祈りする背中があった。
ひざまずき、頭をたれ、懺悔する背中があった。
どちらも、とても美しい背中だった。

祈る姿がこんなに美しいなんて・・・。

どんな宗教でも、無宗教でも、
目には見えないなにかを、「信じる」、「信じたい」、
そのキモチは、きっと一緒なんだ・・・。

細部までこまかく装飾されてた、きっと宗教的意味があると思われるデザイン。
この建築物の図面ってどんななんだろう?
図面なんてあってないようなもの、なのかもね。

宗教建築以上の建築物ってあるのかなぁ・・・。
そんな気がした。


カメラを向けたけど、
写っているのに、なにも写っていない。
コノ建築物に、ただただ圧倒された、ちっぽけな自分。

上から下を眺めた。


柱の間からのぞく        行き交うヒト

写真を撮るヒト         通り過ぎるヒト

オレンジ色の屋根

いつか、また、ココを訪れたいな・・・。


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ススメ、ススメ、 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その12

スペインへの国境越えの為、
夜中0時発のバスに乗り、まずはPORTOを目指す。
到着後に、バスターミナルのベンチで作戦会議の予定にした。

最後に、街を見下ろす"Elevador Sta Justa"に乗る。




さらばLISBOA。
滞在時間は、約28時間。

乾燥したやけに暑いバスの中では、やっぱり水分補給と爆睡。
困った事は、バスのトイレが使えなかったこと。
あるバスターミナルで、
勇気をもって、バスの運転手に”トイレ申告”をすると、
慌てたようにターミナルの職員を呼んだ。

職員はおおきな鍵の束をもち、ワタシを手招き走る。
ワタシも後をついて走る。
そして、ターミナルの公衆トイレの鍵を開けてくれた。
ココでも鍵・・・。
そして、やっと腰を落ち着けたとたん、
「もぅバスはでるぞ〜!、急げ急げ!」
えぇ〜っ!!

ココでは時間に神経質なのね・・・。

寒くてまっくらな朝の4時半、PORTOに到着。
しかし、バスターミナルは開いていなかった。
壁の案内板を見ると、どうやら朝の9時過ぎでないと開かないようだ。
作戦会議に入る前に、作戦失敗。(爆)

寒い、暗い、眠い・・・。
暗い町並みを案内板を探して歩く。
1時間ほどさまよって、やっと地下鉄の入り口を発見。
地上を走る電車の乗換駅に行く事にする。
しかし、電車の始発は1時間後の6時半・・・。
地下鉄の切符売り場の前で、じっと時間がたつのを待った。

地下鉄を降り、窓口で国境越えの電車を確認。
切符販売時間まで、駅前のカフェで時間をすごした。

思い出かもしれないPORTOのカフェ。



思い出かもしれないPORTOの駅舎と駅前・・・。



滞在時間は、ただ時間がたつのをひたすら待った約4時間半・・・。



さらば、PORTO・・・。


国境越えの電車は、ポルトガルのVALENCAの川をこえて、
スペインのTUIへはいる。

電車は2人がけ向かい合わせのボックス席。
「世界の車窓から」を楽しみにしていたけど、
ポルトガル人の車掌さんの切符拝見がすむと、すぐに眠ってしまった。

国境越えを前に目が覚め、地図を広げた。
すると、同じボックスに座っていたポルトガル人のオヤジが、
地図を指してポルトガル語でなにやら話しかけてくる。
「ポルトガル語はできないよ、」と、英語で言うが、
オヤジにはまったく英語が通じない。
さらに英語で、「ゴメンネ、わかんないんだ、」と言っても、
オヤジは許してはくれない。

だんだんオヤジはヒートアップしてくる。
仕方がないので適当に相づちをうつと、満足そうにする。
延々オヤジの話は続く。
その時、自由人がきむたこに言った。

「ネタフリをしよう。」

オヤジの話が途切れたスキに地図をたたみ、ネタフリをした。
そして、そのまま眠ってしまった。

「切符を拝見します。」

声をかけられ、目が覚めた。
スペイン人の車掌さんだ。

知らぬ間に、国境を越えていたのだ。
国境の川を超えるのを楽しみにしていたのに・・・。
オヤジは、もぅいなかった。
・・・、

いったいなんだったのよー!

そんなきむたこを電車は乗せて走る。
そして海沿いの街、VIGOで電車を乗り換え、
旅の最終目的地、スペインは”SANTIAGO DE COMPOSTELA”に向かった。



”SANTIAGO DE COMPOSTELA”に到着したのは、
LISBOAの夜行バスから、約15時間後のことだった。


おつかれ最高潮・・・。

なんとも忙しい、ポルトガル”通過”の旅になった。
そしてその移動には、飛行機で移動するよりも高くついた。

そうまでして縦断の意味はあったのか・・・。
結局は、ただの”通過”にすぎなかったのに・・・。

今から考えても謎である。

チーン・・・。


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ざ・観光! [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のお話/その11

LISBOAの朝。


ホテルから1枚。

チェックアウトをすませ、荷物を預かってもらう。
夜中0時発のバスの時間まで観光することに。
下調べができていないので、街のスケールがわからない。
仕方ないので、1時間で観光地を巡るバスに乗り、まずは街の大筋を見る事に。


2階建てバスは貸し切りだったヨ・・・。

しゅっぱーつ!


2階は寒いけど、眺めがいいね。

バスは、まるで追われているかのようなスピードで走り、激しく揺れる。
見所で止まってくれるけど、ほんとにわずかな時間。
バスからふりおとされないように必死にしがみつきながら、
カメラを構えるのも必死。

そして、身を切るような寒さにガタガタ震えた1時間。
そして、なぜだか笑いが止まらなくなった1時間。

そんな寒いお笑い地獄で撮った写真。


オレンジ色の屋根。       トラックの荷台をのぞき見。

海が見える。           観光ポイントをおさえ、

電車を眺め、           橋の下をくぐる。

街を走りぬけ、          飛行機を発見!

あれれ?
観光地巡りのバスに乗ったのに、
観光ポイントの写真がたった1枚・・・?  

深くは考えまい、考えまい・・・。

バスを降り、ひとやすみ。



街歩きも忘れないよ。



夜の街もね。



なーんだか、絵に書いたような”観光”しちゃったヨ。
”ざ・観光!”


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海を渡って、 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その10

ポルトガルへは船で国境越えをすることにした。
その為に、スペインのAYAMONTEを目指す。
JEREZ空港で車をかえし、バスでJEREZの街へ戻る。
JEREZから電車をの乗り継ぎ、到着が夜になったHUELVAで力つき1泊。

ホテルそばのレストランの陽気なウェイター君に、
「こんな街にきても仕方がないぞ。中途半端な街なんだ。
スペインにはもっと他に、歴史のある素敵な街があるから、
ぜひ、そっちに行ってくれ。」と、言われた。

・・・、そんな街で力つきたのか・・・。(爆)

そんな街を1枚。


ホテルの窓から。

ホテルから1kmほど離れたバスターミナルそばで1枚。


木製のブリッジ。

そして、スーパーで食料や水を買い込み、
午前中のバスに乗ってAYAMONTEに向かった。
バスの中では爆睡。
”世界のバス窓から”、も、なにもない・・・。

AYAMONTEに到着したのもきづかず寝ていたら、
バスに乗ってたスペイン人が、「着いたよ。」と、起こしてくれた。
バスを降り、地図を探し、起こしてくれた英語の話せるスペイン人を捕まえ、
ポルトガル行きの船乗り場を確認した。


船着き場を目指して街を歩く。

ポルトガルへの船賃は1人1.2ユーロ(約180円)。


チケット売り場    

むこうに見えているのがポルトガル。

パスポート不要。
セキュリティーチェックも何もナシ。


ポルトガルからやってきた船がすぐまた折り返す、なんともお気楽な国境越え。

出航の時間になっても、
船長は切符売り場のオヤジさんと話し込んで、ちっとも船に乗り込まない。
出航時間を15分過ぎて、やっと船長が乗り込んだ。
ボーッ、という合図をならし、やっと出航かと思いきや、とーくから指笛の音。
音のした方を見ると、スペイン人家族らしい固まりが走ってこっちに向かってくる。
手をブンブン降っている。どーやら、乗せてくれということらしい。
まさか待たないよね、と思ったけど、そのまさか、だった。
船は結局、25分ほど遅れて動き出した。

船がでてから約15分後には、ポルトガルのVila Real de Sto.Antonioniに到着。

・・・、乗ってた時間より、
遅れた時間のほうが長いじゃないか・・・。(爆)

ココから、バスや電車で北に向かって、
アチコチの街に泊まりながら、スペインに抜ける予定だった。
しかし、思いがけずスペインで長く滞在したことにより、
そんな悠長な事は言ってられなくなった。
いっきにLISBOAまで目指す、バスで約5時間の旅。
バス停窓口でチケットを購入。
1人15ユーロ(約2,100円)。

ミニスカ姿のガイドをしないガイドさんに切符を見せ、バスに乗り込んだ。
彼女は、チケットをちぎる・ビデオを流す・エスプレッソサービスを1回、
そして、トイレの鍵を開けてくれるという、とても重要な仕事を持っていた。
彼女の持つ鍵が、トイレへの道。
トイレぐらい、そっと勝手に行かせてくれたっていいじゃないか・・・。

そして、ポルトガルの風景を楽しむ事もなく、カメラを出す事もなく、
ただ、持ち込んだペットボトルで水分を補給しながら、死んだように眠った。

夜のLISBOAに到着。
駅から見えてた背の高い数本のホテルを目指して歩く。
その中で、1番安いビジネスホテルに決定。
そして、旅の計画を練る。

次の日は夜中発のバスで一気に国境を目指す事にした。
ホテル代の節約。

予定が決まれば、何時であろうとやっぱり食事と街歩き。
私たちに与えられたLISBOAでの時間は降り立ってから28時間。
ぼろ雑巾のような体を引きずって、
地下鉄に乗って食事がてらLIABOAの街に繰り出す。


駅                ホーム

食事をしたのは確かなのに、
ドコで何をたべたのかまったく思い出せない、そんなLISBONの夜・・・。


洗濯物(ワタシ洗濯物マニア?) 急な坂をあがる為の電車

ピカピカツリー         キラキラリボン

青いリボン           赤いリボン


ただ、ただ、疲れた。(泣)






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恐るべし、冷気。 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その9

モロッコのTANGEからTARIFAに戻った。
次に目指すはポルトガル。
地図を広げ、AYAMONTEから船で行くコトに決めた。
再びレンタカーで、車を返す為にJEREZの空港へ向かう。


悪天候             数時間後の青空

その道すがらに自由人が、
「行きに通った小さな街”Medina -Sidonia”に1泊してみようよ。」
と、いいだし、予定変更。
しかしこの予定変更が、衰弱していた体にさらに鞭がはいることになる。

車を野原のパーキングにおいてホテル探し。
急な坂道ばかりの街を、歩き回る。
2人で77ユーロ(約10,800円)の、とてもキモチがよくセンスのいいホテルと、
2人で24ユーロ(約2,400円)の、薄暗いなんとも冷えきったホテルで迷う。
散々考えたあげく、結局、薄暗い冷えきったホテルを選択。

あきらかに、我々以外誰も泊まっていない。
ホテル全体に薄暗く湿った空気が流れている。

日が落ちるといっきに冷える南スペイン。
気温は5度とでている。
しかし、部屋がなぜか外より寒かった。
部屋の中でコートも脱げない。

夜の9時、ホテルの向かいにあったピザ屋さんへ夕食に。
どこのお店もスペインの夜は混んでいる。
メニューを聞いてもらえるまで、カウンター前に立って1時間半。
席を確保し、食事がででくるまでさらに1時間。
それでも暖かいピザ屋さんは天国だった。


ポカポカ天国

夜中12時すぎに戻った部屋は、
天井・壁・床の面という面から、冷気が流れでていた。
このままでは眠れないからお酒で暖まろうと、また、街へでた。


賑やかなのか?         賑やかでないのか?
 
こっちむいてワン        あっちむいてワン

部屋に帰り、勇気を出してシャワーを浴び、
しめったバスタオルで体を拭き、着込む。
足にも手にも靴下をはく。
雨に濡れたコートも着て、そのままベッドに潜り込んだ。
朝の5時、凍えるような冷たさで目が覚める。
いちど目が覚めたら最後、眠れない。
外が明るくなるまで、じっと耐えた。

ひどかった記念に部屋の写真をパチリ。


廊下向きの小さな窓       外向きの小さな窓

そして、無言でホテルをでた。

眼下に広がる雲海に向かっておもう。


「あのホテルは無理、」

「無理だよ、」           「無理でした・・・。」

この街から逃げるようにして車を走らせた。


霧のむこうに青空

崖の上の街”Arcos de la Frontera”に、たちよる。


崖の上に街

白い街がスキ          洗濯物がスキ

この後もさんざん寄り道をして空港に到着。
給油ランプが点灯した。
うむ、奇跡?

でも、こんな奇跡、別にいらなかったケド・・・。(爆)


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メェ〜。 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇のたびのおはなし/その8

南スペインの1番南の街、TARIFAの港の、
”モロッコへは高速船で35分”、という看板につられ、
急遽、モロッコ1泊ツアーに行く事にした。

向かうは港町のTANGER。
迷路のようになった小さな街。
もちろん、世界遺産のFEZのように規模は大きくない。
モロッコに寄り道の旅。


TARIFAとは1日のお別れ

船の片隅で入国審査がはじまった。
モロッコで1泊するのに、
日帰りの人達と同じように、帰りのチケットの入国スタンプを押される。
パスポートには入国スタンプを押されなかったので、
「パスポートに入国スタンプは押さないのか?」と確認したら、いらないと言われた。
そして、出国カードも出せと言われた。
しかしこの事が、船を降りてからその先へ進むのに2時間以上かかる原因になった。



おなじ境遇にあってしまったスペイン人家族と一緒に、
警官と警官でないオヤジに、スペイン語でまくしたてられる。
「スペイン語はできない。」と言うと、フランス語でまくしたてられた。
「フランス語もできない。」と言うと、
やっと、やけにはっきりした英語でまくしたててくれた。(苦笑)

結局、パスポートに入国スタンプがないとこの先には行かせられない、
ということで、警官でないオヤジにつきそわれ、
スペイン人の家族とともに、スペインからの到着した別の船に乗り込んで、
ちっちゃなダイヤル式金庫に入国スタンプをしまう入国審査官に、
入国スタンプを押してくれるように事情を説明。すると、
「なんでオレが押さなきゃいけないんだ、オレの仕事じゃないよ。」と、言う。
唾を飛ばし合いながらの、スペイン語の言い合いが始まる・・・。

入国審査館 vs 警官でないオヤジ + スペイン人家族のパパ in MOROCCO.

観戦するしかできなかった・・・。(汗)
こーゆー時、言葉ができないことがますます悔しくなる。
そして、この戦いの写真がないのが惜しい・・・。

そして、やっとのことで、入国スタンプを押してもらった。

そんなモロッコの思い出は、メェ〜。


トラックの上でメェ〜。     夜の街角でメェ〜。

街中でメェ〜。
向こうの方にぎゅうぎゅうしているの、羊と羊を選ぶ人々。

ね、ね、向かって右のヒトがきてる帽子つきのコートって、
これって、スターウオーズにでてきてたかしら?
そんな感じの衣装よね。

そして、


港周辺             通貨単位はDh

散髪屋さんの看板        市場

迷路のような街の青い空     迷路のような街の青い壁

そして・・・、
泊まったホテルの屋根の上の巨大な鳥の巣


そして、それは、なぜか道路標識の上・・・。


追記:0310/AM10:00(SWEDEN)

南スペインはTARIFAから、モロッコの港町TANGERへ、
高速船で35分の看板だったけど、実際はきっちり1時間かかりました。(苦笑)
しかも帰りは、出航予定時刻に「ボゥ〜」と、出航の合図がでたのに、
実際に船が動き出したのは、予定出航時刻より、1時間遅れでした。
そして、やっぱり35分ではつかなかったのです。
乗ったのは高速船だったのよ、看板と同じ船だったもん、
ほんとぅよ。(泣)


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 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その7

白。

はためく白。
まぶしい白。
シーツの白。

白。


1番南の街、TARIFA。
雨にぬれる石畳の路地裏に見つけた小さなペンション。
小さなレセプションに、明るく笑顔のかわいい女の子。
簡単な英語さえも、まったく通じない。
身振り手振りにくわえ、ちっちゃなメモ用紙に絵を描く。
女の子は、笑いながら大きい身振り手振りで答えてくれる。
食事なし、トイレシャワー共同。
2人で25ユーロ。(約3,500円)

お部屋を見たいと手でワッカをつくり、目にあててキョロキョロする。
女の子は、わかった、というように、
同じように手でワッカをつくり、目にあててキョロキョロする。

4畳半くらいのお部屋にシングルベッドが2台と洋服掛けがひとつ。

しわひとつないベッドメイク。
ピカピカに磨かれた床、真っ白い壁、
仕上げの粗い白く塗られた木製の窓枠。
高い天井、むき出しの梁、小さな照明、
黒い鉄の檻で囲まれた奥行きの浅いバルコニー。

とてもセンスのいい部屋だった。


なのに、部屋の写真がない・・・。(涙)




   寄り道したBOLONIAの海岸


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南に向かって、 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その6

何も買えなかったドイツのハーンから、
南スペインのJEREZ(ヘレス)空港に降りたった。
1番近い街までのバスが、4時間後までない。
タクシーに値段を聞いてみたが、距離のわりに高い。
交渉をしたいが、みんな同じ料金表を見せてくるので、安くなりそうにもない。
それよりなにより、交渉する余力が残ってなかった。(泣)
そして、空港のレンタカー窓口の行列に、うっとりしてしまった。
わずかとはいえ、荷物をひきずってのホテル探しはもぅ嫌だ。

レンタカーを借りてしまった。


久しぶりの青い空        レンタル料の最も安かった車

疲れきった体を休める為に、まずはJEREZに1番近い街に宿泊。
青い空と陽気な音楽。
そして、たくさんの人。
何もかもが久しぶりで、眩しかった。


眩しい光            カフェ

夜の街角             夜の静かな街角

予定になかったレンタカーを借りた事により、
さらに、地図を買うことになる。
地図を広げて、せっかくだからと、
1番南の街、TARIFA(タリファ)を目指す事にした。
のんびり寄り道しながら車を走らす。

そして、通りすがりの小さな街、MEDINA-SIDONIAに立ち寄った。


街を見下ろす


街角              ピンクがスキ?

風景              せいうちの落とし物?


小さな雑貨やさんで、小さなバイクを購入。


古っぽい仕上げの古くない、サイドカーつきバイク。


うーん、かーくいいね。


プチ不幸は休憩。
あら、なんだかいい感じの旅?


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ケロ錠 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その5

ケロケロ。
ケロ錠だケロ。


同じモノなのに、パッケージが違うんだケロ。
1コ0.75ユーロだケロ。(約100円)

南スペインのヘレス出身だケロ。
安いなんでもやさんが実家だケロ。
ニホンジンに見つかったケロ。

安くてかわいいだけじゃないケロ。
ちゃんと仕事するケロ。


鋏は危ないケロ


バイクは盗まれないようにだケロ。

ウラオモテのない性格だケロ。


ウラケロ?           オモテケロ?

ケロケロ。
ケロ錠だケロ。


ドイツはハーンから、目指すは南スペインのJEREZ(ヘレス)。


ハーン空港

飛行機は早朝06:20発。
朝1番の飛行機の10分後だ。
これなら遅れる訳がない、そう確信する。
ただ、行き先は違えど、同じ飛行機会社の06:20発の飛行機が3本ある。
とーても小さな空港なのに、だ。
なぜ遅れるのか、なんとなくわかった気がした・・・。


飛行機はたったの10分遅れて飛んだ。

そしてやがて高度が下がり、後20分くらいで到着すると、機長からのアナウンス。
そして機長はテンション高く、
「予定到着時刻より25分も早く到着するぜ!!さんきゅー↗」と、続けた。
機内で拍手がおこる。
「やったらできるじゃないか!」
きっとみんな、そう思ったに違いない。

間もなく到着だと窓の外を見る、窓の外を見る、窓の外を・・・、???
あれ?この風景、さっきも見たなぁ・・・、いや、気のせいか・・・。
いや、でも・・・、似た風景が続くなぁ・・・。スペインって広いなぁ・・・、

窓際に座っている人たちから、ざわめきがおこり始める。
着陸するはずの20分後はすぎてしまっている。
そんな時に、テンションの高いままの機長からのアナウンス。
「空港が混んでて降りられないから、降りられるようになるまで
しばらく旋回するから待っててね。さんきゅー↗
・・・、
似た風景ではなかった。
同じ風景を何度も見ていたのだ。


気のせいではなかった風景

その後、1時間ほど同じ場所を旋回し、
結果、1時間遅れでスペインはヘレス空港へ着陸した。

・・・、

さっきの拍手、返してください・・・。(泣)



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平日のススメ? [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その4

ドイツのコロン空港からハーン空港を目指した。
その行程が、悲しいくらいに遠回りだったとか、
電車の券売機の使い方がわからなくて、
前に並んでいた女の子に頼んで買ってもらったチケットが、
高くてやけに早い夢の超特急みたいな電車だったとか、


爆睡くらいしかすることのなかったICE

せっかくだから「世界の車窓から」を楽しもうと思ったら、
到着駅まで外は真っ暗でなにも見えなかったとか、
フランクフルトは、駅で数十分の滞在だったとか、

そんなコトも今ではみんなおもいで・・・。


おもいでになりそこねたフランクフルト

ハーンには、乗り継ぎの関係でどーしても1泊しなきゃいけないとか、
トラブルで飛行機が飛ばなかったとか、そーゆ−人たちしかいなかった。
・・・。

メインのはずだったハーンのおもいでは・・・、


畑               羊


落書き             分別ゴミ箱


ブランコ            誰かん家

そんな訳で、1日は観光できそうな場所に行くコトにした。
目指すは、Trier(トリエラ)。
ハーンからバスで約90分の道のり。
バスはガラガラ・・・。

古い町並みの小さな観光地。
天気はは冷たい雨。
もちろん傘はない。
インフォメーションセンターはお休み。
それどころか、レストラン以外のお店もみんなお休み。

そう、日曜日だったのだ・・・。

ウィンドウには、ドイツブランドのかわいい雑貨や気になる小物が、
SALEの赤札という張り紙と並んでいるのに、なにひとつ買う事ができなかった。

冷たい雨にうたれたトリエラのおもいでは・・・、


機関車型街巡りバス       マジパンだbu


イルミネーション


川               おさかなの看板


街角              ビール

ドイツではなにも買えなかった。
おみやげ大魔王のきむたこ、さみしいドイツの幕引きであった・・・。



旅行は、平日をおススメしたい・・・。(泣)




というより、ドイツに行った気分が、いまだ、しないのよね・・・。(爆)


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「さんきゅー」は、悲しき響き。 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その3

アイルランドのシャノン空港から、
目指すはドイツはフランクフルトのハーン空港。
フランクフルトの街の中心から、100km以上も離れた小さな空港。

搭乗はがっつり2時間遅れ。
無駄に長い待ち時間ができたおかげで、
盛り上がりに欠ける免税店にて、ギネスビールのマグネットを2コ購入。
かっわっいっいっ♪


吹雪の中、飛行機はあっさり飛んだ。

そろそろ着陸よね、と、思い始めた頃、アナウンスが流れる。
「なんとかかんとか、雪がどーたらこーたら無理だから、
フランクフルトのコロンになんちゃらかんちゃら、さんきゅー↗」
と、アナウンスが流れた。ざわめく機内。
なになに?なにがコロンで、なにが、「さんきゅー↗」、なの?

吹雪の中、すばらしい着地を披露していただいたけど、どうも様子がおかしい。
飛行機が止まったので、窓の外を見てみる。
あまりにも空港施設がとーい。
それに、たくさんの飛行機が並んで止まっている。
だいたい、ハーンがこんなに大きな空港である訳がない。

嫌な予感・・・。

明るく機長からアナウンス。
「ハーン空港が猛吹雪で着陸できないので、コロン空港に降り立ったんだよ。
ハーン空港の様子を見て、また飛ぶから機内で待っててね。さんきゅー↗」

・・・。

1時間が経過。
狭い機内をうろうろしだす人がでてくる。
機内のアチコチで、缶詰記念撮影大会が始まる。

喉が渇くが、もちろん水の1滴もでない。
客室乗務員は、後ろで飲み物を飲みながら談笑。
ココで「水をください。」そう言ったら、笑顔で「○○ユーロです。」と言うのだろう。
そう思うとなんとなく悔しくて、「水をください。」とは言えなかった。(泣)

結局、1時間30分、動かない飛行機に缶詰となった。
そして、この飛行機が再びハーンにむけて飛ぶ事はなかった。

ハーンへは飛ばない事を告げる、明るく機長から最後のアナウンス。
「この飛行機は、猛吹雪の悪天候のハーンへは飛べなくなりました。
だからね、ココからハーンへは、自力で行ってね。さんきゅー↗」

自力で、って・・・、「さんきゅー↗」、って・・・、なんですか?

そして、つづいた。
「タラップが凍ってるから、すべらないように気をつけてね。さんきゅー↗」

凍ってるよね、・・・、だから、でも、「さんきゅー↗」の意味がわかりましぇん・・・。

タラップをおりると、格安飛行機でありえないバスのお出迎え。
「さ、さ、さんきゅー↘」
きむたこ、ココロの中で、泣きながらそうつぶやいた。


夜中1時。
バゲージクレームは、コロン空港に降り立った、たくさんの人でごったがえしていた。
他にも同じ理由で、やむおえずコロン空港に着陸した飛行機があったようだ。
並んだ椅子には、疲れきった人でいっぱい。

案内板には、乗ってた飛行機の便名はでていない。
当分出てこないな、そうあきらめて、端っこへ移動。
そして冷たい壁に背中をつけ、冷たい床にぺたっと座った。

あしを眺めるのも悪くないなぁ。


結局、荷物がでてくるまで、2時間待った。
大きくてデザインの素敵な空港で、途方に暮れる。
夜中3時。

悪い事に、ドイツでは、ハーン空港からほどほどに近い、
ちいさなちいさな町に、ホテルを予約済みであった。
ハーンに向かうしかなかった。

そして、次の移動は電車に決定。
朝いちばんの電車の時間まで、空港のベンチで過ごす事になった。
ゴロンとするも、眺めるほどに奇麗な空港。
疲れた体をひきずって、ちょっと、ウロウロしてしまう。




思いがけず、素敵な空港見学ができた、そう思えばいいのよね。
「さ、さ、さんきゅー↘」
きむたこ、ココロの中で、疑問を感じながらもそうつぶやいた。


「さんきゅー」は、悲しき響き・・・。


この後、ハーンへの道のりは地獄となった。
そして、ハーンへの交通費は、飛行機よりも高かった。
格安飛行機利用の意味もわからなくなった。

2005/12/31 ひどい年の暮れとなった。


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ピカピカだbu。 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その2

ピカピカだbu。
つるんって、キモチいいbu。

bu、bu。

bu?

写真撮るのが難しいbu?


困ったbu・・・。

こけてみたけど難易度はかわらないbu?


仕方ないbu・・・。

寂。


       pig savings bank (NEW BRIDGE)/IRELAND

アイルランドはリムリック。
シャノン空港から1番近い街を選んだの。バスで約1時間。
到着後、ツーリストインフォメーションを勘で探す。
やっとのことで探し当てたのに、運悪く滞在中はお休み。
しかたなく、歩いてホテルを探す。
そのうちに、街をすみずみまで歩いてしまった。
小さな街。
昔は華やかだったのね、きっと。そんな感じ。
なんとも寂しい街。クリスマスの飾りがきれーだけど、
街には、なんとも裏寂れてしまった感が充満していた。
冷たい雨が降ってくる。

歩き回って探した数少ないホテルから、悲しいけれど1番安いホテルを選択。
でもね、ちょっと嬉しい朝食つき。

でもね、薄暗く狭い廊下を歩くときしむ音。
誰かが廊下を歩くと、部屋の扉がガタガタ揺れる。
トイレのレバーが、流すたびにはずれる。
バスタブは、ない。

コレで1人40ユーロ。
高いよ、コレで、って・・・。

そんなホテルに自由人、
気に入ってたコンパクトな旅行用目覚まし時計を忘れてしまった・・・。
枕の下に置いて寝たからきっと忘れたんだ、って。
なんで枕の下なの?チップじゃないんだから・・・、っていうか、
だいたい目覚まし時計がチップって聞いた事ないよね。(泣)
今まで振り返って、キミが旅行用目覚まし時計をなくしたの、
コレで3つめだよ・・・。(号泣)
この先どんな方法で、朝、起きるのさ・・・。(涙)

でもね、なくしたものはそれだけではない。
自由人、コノ街で買ったマフラーを、この後なくすのだ。
マフラーの寿命、約12日間。
勘弁してくだしゃい・・・。

 

思い起こせば今回のなくしモノ以外にも、
過去、自由人が出張先で忘れて(なくして)帰ってきたモノがある。

[きむたこココロのメモ]

・ベルト1回(しめて行った1本しかないのに、なぜ、忘れた?)
・ネクタイ2回(安物を持たせら、持って帰ってくるようになった。なんで?)
・目覚まし時計の電池の蓋1回。(電池交換してないのに、なんで?)
・マフラー1回(トランジットの国があたたかかった、が、理由。それが理由か?)
・帽子2回(かぶろうと思ったらナイからなくしたみたい。みたいって?)
・スーツのジャケット1回(・・・、コメントのしようがない。)

[きむたこココロのおまけメモ]

自由人、スーツケースの鍵を忘れて出張に行った事がある。
さぞ困っただろうと心配していたら、
スーツケースの修理代を覚悟していたら、
スーツケースの鍵をかけるのも忘れていた、というオチがあった。
その時の自由人のひと言。「いやぁ、神様っているもんだね。」

それって笑いの神様ですか?
・・・、意味がわかりません。(涙)

話が脱線してしまったよ・・・。
・・・号泣。

「よっこらしょ」←話をもとにもどします。


ちっちゃな喫茶室で朝食を食べていたら、
「ニホンジン、デスカ?」と、池袋在住だと言うアイルランド人に話しかけられた。
今、里帰り中だという。
「コノマチデ、ニホンジンヲミタノハ、ハジメテデス。
コンナ、ナニモナイマチニ、ナニシニキタカ?」と、聞かれる。

・・・、そ、そ、そんなになんにもないの?(爆)


そんな街の、倉庫のような、なんでもやさんに入ってみた。
決して買わないモノ。

バーバリーチェックにドラえもん・・・。

バーバリーチェック風にドラえもん風・・・か・・・。
ドラえもんのポッケって、
ドラえもんの足の裏って、
ドラえもんの手って、

赤かったっけ?

赤じゃないよな・・・。

きむたこ、コレを連れ帰るココロの広さは持ち合わせていなかったヨ・・・。



何もない小さな街に3日間。
雨にふられて3日間。

目をつぶっても歩けそうなくらい、お散歩したよ・・・。



*1ユーロ 現在約140円


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翼が凍る。 [*Christmas holidays 2005]

クリスマス休暇の旅のおはなし/その1

噂通り、格安飛行機はきっちり1時間遅れの搭乗となった。
建物から直接機内に乗り込める蛇腹のようなものは、決してでてこない。
飛行機がどんなに遠いところにとまっていても、バスはない。
たとえ雪が吹雪いていようとも、雨がふっていようとも、とにかく歩く。

目指すはアイルランド。
ほんとはアイスランドに行きたかった。でも、高かった。
だからね、1字違いのアイルランドにしてみたの。
でもね、1字違いってね、大きな違いなのね、絶対的に。


座席は自由席。
シートはリクライニング機能ナシ。
シート前のポッケには、なにも入っていない。
トイレの消耗品はトイレットペーパーとお手拭きペーパーのみ。
飲み物(水も含む)と食べ物は有料。
とことんコストダウン。

これは、機内で配られた、少しくたびれたメニュー。

高い。
新幹線の車内販売より高い。

乗るべき人がすべて乗った。
荷棚の蓋も閉められた。
シートベルトの確認もすんだ。
いよいよ飛行機が動きだす、ん?動き出す。動き出すはず・・・。

いつまでたっても動かない。あれ?

シートの足下が広い非常口の席を選んだ。
羽の真横。
とても汚れた窓を見る。
クレーンに乗った人が見えた。
あれれ?羽になにか吹き付けている。

寒さで翼が凍ったのね。
とかしてまた凍らないようにする、トロっとした液体を吹き付けているのが見えた。

この作業が終わるまで飛ばないのね・・・。
でも、寒いトコロならではの光景。
飛ぶだけラッキー。
飛ばなかったら、困っちゃうもんね。

飛行機は、到着予定時刻より1時間半ほど遅れて到着。
ベルトサインが消えた。
荷物を取り出すべく立ち上がる。
と、「立たないでください。」
と、アナウンス。うむ?
アナウンスは続く。
「飛行中、トイレで煙草を吸ったヒトがいます。
なんとかかんとかなので(←聞き取れなかった)、しばらくそのままでお待ちください。」

しばらくして、警官が5人乗り込んできた。
後ろの方の席の男性が、その警官に連れられて飛行機を降りて行った。
こってり絞られて、お高ーい罰金を払うのね、きっと。

窓から連れて行かれる男性が機内からでていって、やっと立つコトを許された。
飛行機を降りる。
日付は変わってしまった。

こんな旅の始まり。

すんでしまえば、コレも楽しい思い出・・・。



*追記*

業務連絡:ちょっと困るTBが繰り返しついちゃうの。
     スパムブロックをしても、あれこれかえてやってきちゃうので、
     TBを受け付けない設定にしました。ちょっと様子見るデス。ガックシ・・・。


タグ:飛行機 旅行
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