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Minha família [knäckeな日々(MOÇ)]

2回目の車で引っ越し、の風景。 *首都MAPUTOにて* その17

竹の洗濯バサミ
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ドライバー宅にて

ドライバーん家で、早めのJANTAR(DINNER)をおよばれした日。

この日も自由人は早朝より打ち合わせだった。
打ち合わせの終わった自由人を乗せたまま、ホテルにてピックアップしてもらう。
ドライバーん家に行く前に、スーパーによってもらう。
お土産のジュースやお菓子をかご2つ分いっぱいに買った。

ドライバーん家に到着すると、ママンがお家からでてきて、
いつものように、「Minha filha!(ワタシノムスメ!)」と、
きむたこを軽々と抱き上げ、クルクルまわしてくれた。

半屋外のスペースで、
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すでにJANTARの用意が始まっていた。

ドライバーん家には電気が通っていたけれど、極力電気をつけていない。
窓の少ないお家の中も、日中はドアを開けてうっすらはいってくる明かりだけ。
真っ暗になってから、リビングダイニングのスペースに、
天井からぶらさがったはだか電球が1つともされる。

BATATA*ジャガイモ=フレンチフライ(写真左)とCaril de galinha*チキンカレー(写真右)
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どちらも定番メニュー

トイレとシャワーは外のスペースだ。
壁はなく、穴のあいたトタン屋根がかかっているだけ。
もちろんお湯はでない。
カタカタ震えるような寒い季節も、彼らは凍るように冷たい水シャワーだ。

水道は外に2カ所のみ(ココとトイレシャワースペース)
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バケツが必需品の生活

トイレはコンクリートの床に穴があいていて、その上に洋式便器が置かれていた。
シャワーは、洋式便器の真横。
シャワーを浴びれば、便器はびしょぬれ。
なので、便座はいつも濡れていた。
というか・・・、床もぜんぶぬれていて。
ツルツルすべるので、なれていないきむたこ達は、こけないように常に慎重であることが大事。
もちろん、中腰も大事。(汗
そして、明かりがまったくない。
太陽が沈むと、真っ暗だ。
もはや、目が慣れるとかそういうこともない暗闇だ。
蝋燭の在庫もない。
なので、暗くなってからのトイレは手探り足探り。
それはきむたこにとっては、チャレンジタイムだった。(笑

ドライバー家族と同居しているのドライバーの妹(写真左)
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外に置かれた作業台(写真右) 調理はすべて外のスペースで行われる

それでも、
電気も水道もあり、固い壁のある持ち家を持っているドライバーはまだ恵まれている。
メイドちゃんやガードマンくんたちは、水道も電気もないトイレもない、
ぬかるんだ不衛生な土地に、借り物の小さな藁や土の家に住んでいたのだから。

ドライバーん家の敷地内、外回りの様子。
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白い壁まんなかに見える扉が玄関(写真左)

寒い季節の食事の用意や後片付けは、
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大変だろうな、と、思う。

ドライバーとママンの寝室(写真左) セミダブルのベッドでいっぱい
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娘ちゃん達の寝室(写真右) ベッドでいっぱいのこの部屋は娘ちゃん3人で使用

ボーダーシャツ姿のカノジョはドライバーの妹の娘ちゃん(写真左)
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ドライバーの一番下の小学1年生の娘ちゃん(写真左ピンクの靴)の優秀な成績表(写真右)

明るいうちにおしゃべりしながらたくさん写真を撮った。
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炭コンロの火って、スキ。

お部屋の中に移動してJANTALのはじまり。
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きむたこ達のために、ワインやビール、ミネラルウォーターまで用意してくれる。

たくさんお話しして、たくさん笑って。
楽しい時間はあっというまに終わった。

そして、車まで家族みんなに見送られて。
涙のとまらないきむたこに、小学1年生のAssanaがきむたこの手をとって「Don't Cry」と。

Minha família(ワタシノカゾク)
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きむたこのモザンビーク生活に彩りをくれたステキな家族。

次があるかなんて、誰にもわからない。
でも、サヨナラじゃなくてマタイツカ。

いつだって見送られるのは得意じゃない。
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つづく。

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