ESCOLA [knäckeな日々(MOÇ)]
ちょこっと立ち寄った小さな街でとおりががった、
小さなESCOLA.(学校)
周りにいるお掃除をしていた子供達は、午前中の部に授業をうけていた子供達。
学校を撮る為にカメラを構えたらいっせいに逃げる子供達。
政府(公立)の小学校。 キレイなデザインだったので、
車で通りがかったの。 車をとめてもらって。
学校はこの建物だけ、たったひとつの教室。
中では子供達が授業中だった。
こちらの気配に気づかれて、でてきてくださった授業中の先生に、
「キレイなデザインの学校なので、写真を撮らせていただけませんか?」ってお願いして。
先生は快く「いいですよ。」って言ってくださって。
学校をとる為にカメラを構えるといっせいに逃げていた子供達に、
撮ったものを画面で見せると、
今度はいっせいにカメラにむかってくるように。(笑
子供達もたくさん撮ったけど、みんなじっとしていない。
うつりたいキモチで、カメラのレンズにあたるところまで迫ってくる。
うつりたいキモチで、レンズの前に手をだす。
そこまでよらなくていいのよ?
できれば動かないほうがいいのよ?
なんて言っても、ぜんぜんまーたく聞いちゃいナイ、ナイナイ。(笑
だから、たくさんシャッターをきったわりに、見られる写真はこれくらい。(苦笑
これは車に乗ってから。
写真はおしまいよと思わせて、構えてすぐシャッターをきった。(笑
子供達もきむたこも、お互いの姿が見えなくなるまで手をふり続けた。
学校に通えることは幸せなこと。
学校に通えることは決して当たり前ではない。
一時的にしか通えない子供達、オトナ達もいっぱい。
学校に通えない子供達、通ったことのないオトナ達もいっぱい。
教育の意味も重要性も理解する環境にない貧しい家庭もいっぱい。
基礎教育の大切さを実感する、ココでの毎日のきむたこの普通の暮らし。
ひとりでも多くの人が学校に通えるといいのに。
それを心から願います。
*FEVEREIRO(2月)
*きむたこちょこっとメモ*
モザンビークの政府(公立)の学校は、
学校も先生も子供達の数に対して慢性的に不足している。
なので、学校は3部構成が多いと聞いている。
午前中は小さな子供、午後はもすこし大きな子供、夜はオトナの部だ。
政府の学校とはいえ、わずかではあるけど授業料がいる。
なので、授業料が払えないと通えない。
年齢にかかわらず、親が、本人が、
「授業料が払えなくなったから学校に行けなくなった。
でも、また授業料が払えるようになったから、学校に通い始めた。」
「授業料を払えるようになった。だから学校に通い始めた。」
そゆこともあって、同じ学年でも年齢はまちまちだそうです。