内子座 *金刀比羅宮と温泉のタビその13 [*KAGAWA/EHIME 2013]
内子座
*金刀比羅宮と温泉のタビその13
大正5年に誕生した芝居小屋=内子座
せっかくだから見学をしてみることに。
木造2階建て瓦葺き入母屋造。
1階の入り口を入って左側の桟敷席は、役者が通る花道に近い席。
天井は二重織り上げ格天井で、
天井の照明器具はじめて内子に電気が通った大正時代のもの。
あちこちに内子座の紋のデザインがはいったものが。
舞台には、8.2mの回り舞台がある。
それを操作するのは奈落。
急な階段を降りる。
奈落は薄暗くてひんやり。
舞台の仕掛けがイロイロ隠れてる。
舞台中央にある回り舞台の木組みや、
今でも男性6人が手動で上げ下げをするせり上がりに木組みがある。
奈落を見学した後は、2階席の見学に。
1階入り口の通路を通り、階段をのぼって2階へ。
横壁にかかる古い看板は、当時の株主さんのお店の看板。(小さくて見えにくいかな?
現在もいろいろな用途で使用され歌舞伎や文楽の上演も。
平成中村座の公演や、十八代目中村勘三郎さんの襲名披露もあったそう。
京都の南座や東京の歌舞伎座よりこじんまりしているけど、
だからこそ感じる迫力も、きっとあるんだろうなぁ。
2階席から舞台を見下ろす。
いつか内子座で歌舞伎を見たいな。
内子座すぐそばで暮らすってどんな感じかな。
ちょっと不思議な感じ?
内子お散歩、
つづく。
*内子座メモ=内子座にて催し物がある場合は、見学できないこともあるそうです。