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ナツカシイコト:ソノ弌(長いお話です [knäckeおもいだすコト]

自由人が、モザンビーク出張から帰って来た。
モザンビークへの出張は、1年数ヶ月ぶりだった。

今回ひとり出張だったし、荷物が大変だってわかっていたので、
おみやげは、もし行けたら、ウールワース(高級スーパー)のレインボーペッパーとピンクソルトだけでいい、
それより、できるだけ写真をとってきてほしい。
そう言ってたんだけど。

今回、自由人は着替えを極力減らし、
着替えを減らした分、元ドライバー家族と、現地オフィスのローカルスタッフにオミヤゲを入れて行った。
なので、思ったよりオミヤゲを買えたって話してるけど・・・、
だからって、Yシャツや靴を捨てて帰ってくるなんて。(涙
でも、それを誰かが拾って使ってくれていると思えば・・・、ま、いっか。(ノー`)

高級じゃないスーパーで、お気に入りだった調味料や簡単クノールクッキングの元とかチョコも、
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障害者の雑貨ショップで買った木彫りのカエルや、ソープストーンのホロホロ鳥。
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ジャガランダの種や道ばたのカシューナッツ、モザンビーク航空の機内誌に飛行機柄のカプラーナ(布)。
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それから、木の枝を削った美容パック。(マーケットでは木の枝のまま売っている事が多かった。
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水で練るようにして、パック。(ほんのり薬草っぽい香り。

どれもこれも・・・、懐かしいものばかり。(´。`)
コーチハウスのヌガーとクランキーキャラメル、サリーウィリアムズのヌガーは、トランジットのヨハネスブルグにて。
ヨハネスで見るたびに悩んでいた、偽タンタンの小さな木彫りをお願いしていたんだけど、なかったんだって。
偽物なだけに、ダメ出しが出たのかしら・・・?(ザンネン・・・


元ドライバーのお家は、首都にある。
ドライバーは今も、knäcke達のドライバーだった時のように、
knäcke達が1年目に住んでいたとある州の別の町に単身赴任中だ。

ニッポンから持っていったお土産を渡す為に、
国立大学に通っている次男(正確には三男。ほんとの次男は幼少の頃、病死したと聞いている。)に、
ホテルにとりにきてくれないかと連絡をしたら、ぜひ、家に来てくれと。
そんなことで、自由人オフ日の数時間、ドライバーのお家におよばれしてきたらしい。

ドライバーは単身赴任中、長男はお仕事で南ア、ドライバーの妹は留守だったようだけど、
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なんて懐かしい! ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

布にくるまれているのは、ドライバーのツマ、ママン。
ママン、脳内出血で倒れて、右手と左足が麻痺していたらしい。
一時はしゃべることも、泣く事も、笑う事も、できなかったって・・・。
自由人が行った時には、ゆっくりでもささえがあれば歩けて、笑って、泣いて、話せて・・・。
そこまでやっと回復したって。
そんなママ、迎え入れた自由人を見て、
「knäckeは?Minha filha!(ワタシのムスメ)はなぜいない?」開口一番、そう言ったそうだ。
ウレシイ。 

そんなドライバーん家、いろいろと様子が変わっていて・・・。

あれ?お部屋が明るくない?
ソファー・・・、こんなのじゃなかったよ?
上の集合写真は、それは・・・、隣の家、らしい。
隣の家って??

ドライバー、 隣の敷地(家?)を買ったらしい。
次男(英語が話せる)の話によると、ドライバーん家一帯、都市計画区域にかかったとのこと。
いつかはわからないけど、立ち退きをしなければならなくなった。
国はその保証として、持っている土地(家付きでなければならない)を、
買った時の10倍の価格で買い上げてくれるそうだ。
家も広いほど、受けられる保証もよくなるらしい。
なので、隣の土地(家は建てたのか、もともとあったのかわからないけど。)を買ったとのこと。

それだけじゃない。

コレはknäckeの知っている家。
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あれ?前は家の中にあったソファーが外に。(そしてボロボロ・笑
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ココでお料理をしているのとか、外回りは変わってないな。

あれあれれ・・・?
扉の向こうに、

洗濯機あるし!洗面ボウルあるし!犬、飼ってるし!!
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傘は犬の雨よけで、犬の餌ボウルがちりとり・・・。(笑

なにがあったの??
ドライバーん家は、決して裕福ではない。
でも、一般的なメイドやガードマンのように、一般的なドライバーは野原の土や藁のお家のような極貧ではない。
もちろん、洗濯機や洗面ボウルやソファーは中古品だろう。
もらったの?、買ったの?
隣の土地や家はもちろん買ったんだろうけど、そんなお金、どうしたの??

2つめに住んだ町の隣のメイドチャン一家には、4畳半くらいの薄暗い住まいの中に、冷蔵庫や電気コンロ、ガスコンロがあって。
あるとき、赤ちゃんがスタッフコートでひなたぼっこしてたんだけど、
キレイで立派な!ベビーカーに乗っていたのを思い出した。

これがモザンビークの謎のひとつ。
今でも・・・。(笑
knäcke達の知らない流通?(笑)のなにかがあるんだろうな。

そうそう、それからもうひとつ。
ビックリしたのが・・・、一番下の娘だと思っていたAssana(集合写真むかって右から2人目薄緑のスカート)が、
ドライバーの娘じゃなくて、孫だったってこと!

ドライバーは、確かに「一番下の娘」って言ってたもん。
でも、思えば、ドライバーは、英語が得意でなかったし、knäcke達もポルトガル語が得意ではなかった。
そういう思い違いがあっても仕方ない。
他にも、いろいろ思い違いしている事ってあるんだろうな。(笑
ちなみに・・・、集合写真向かって左から2番目、自由人の隣の女性が長女でAssanaの母親。
確かに、顔、似てるよねぇ・・・。

Assanaの父親は、影も形もないし、話に出たこともない。
って・・・、Assanaの両親はドライバーとママンって思ってたしね。(笑

子供だけ産んで、相手の男性とは一緒にならなかったのか、一度は一緒に生活をしたけどやめたのか、
それはわからないけど、モザンビークではよくあるごくごく普通の話で、話題になるほどのことではないけど。

ドライバーのお家が面している赤土の道。
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広く見えるけど、車1台がやっと通れるくらいの幅。
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みんなに会いたいな・・・。

家族はゴチソウで大歓迎してくれたって。ヨカッタね!
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Muito Obrigada!!

 *オミヤゲ写真以外は、自由人のコンデジ撮影です。
  なんてことない写真ばかりだけど、懐かしい風景がいっぱいあったので、
  少しだけ、懐かしい風景とお話、つづきます。

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