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思い出がいっぱいの風景ーknäckeの記憶の記録 *8年ぶりの北欧にて その61 [*SCANDINAVIA 2015-2016]
思い出がいっぱいの風景ーknäckeの記憶の記録
*8年ぶりの北欧にて その53 *8年ぶりの北欧にて その61
粉雪が吹雪く。
つるつるしながら、夕暮れの街を。
地下鉄に乗ってALVIK、そしてNOCKEBY行きに乗り換え。
終点のNOCKEBY.
この駅には、急に引っ越さなければならなくなったとき、
このあたりに住みたいねとお家を探しにきたことがあった。
結果、ここにknäcke達が借りることができるお家はなかったのだけれども。
ホームからおりて、「あれ?こんな教会あったっけ?、あれ?こんなに住宅があったっけ??」
教会を見に行ってみたけど、新しい感じがなかった。
んー、教会は記憶にないだけで、あったのかもね。
とても目立つ印象的な形なのに、どうして記憶にないのかなぁ・・・。
でも、住宅がすごーく増えているのは間違いない。
遠くに、建設中の住宅のクレーンがいくつも見えていた。
ALVIKからNOCKEBY行きに乗り換えた時、スウェーデン人以外の外国人がやけに多かった。
knäcke達が住んでいた時は、この路線には外国人が少なくって。
そういう意味で、日本人のknäcke達は結構目立っていた。
knäcke達が住んでいたアパートもスウェーデン人ばかりで、近所もそうだった。
NOCKEBYの終点に近づくにつれ、乗り降りする外国人率が高くなったんだけど、
終点の住宅の増え方と建設ラッシュを見て、移民が増えていることをまた実感。
スウェーデンでは慢性的に住宅難だ。
そのことは以前からずっと問題になっていはいるけれど、移民が増えたことでさらに住宅難になっているんだろうな。
だから建設ラッシュなのかも。
終点の駅周辺はずいぶん雰囲気が変わっていた。
今なら、knäcke達が借りられるようなお家があるのかしら?
そしてまた電車に乗って、住んでいたアパート最寄り駅、懐かしのKLÖVERVÄGEN下車。
「変わってないねー!!」でも、ホームにあった小さなKIOSKがなくなっていた。
遮断機のない小さな駅。
周辺の様子に変わった様子はなく。
住んでいたアパートは駅から歩いて数分、自由人もknäckeも気持ちがはやって早足に。
「あった!」なにも変わってない、あの頃のまま!雪のうっすら積もる階段をかけあがる。
knäcke達の住んでいたお部屋の灯りは、留守で消えていた。(写真右下
アパートエントランス扉横の白い椅子は、外で自由人が煙草を吸う時に座っていた椅子。
クリスマスの飾りもあの頃と同じで変わっていなかった。
ここのお部屋には数ヶ月しかいなかったけど、でも、思い出がいっぱいつまってる。
自由人もknäckeも、しばらくぼんやりアパートを見ていたけれど。
そろそろ帰宅時間なのだろう、帰ってきた住人の車がぽつぽつと駐車場に止まる音がしたので、ここを離れることに。
自由人もknäckeも黙ったまま、駅に向かった。
街中へ戻るのに乗り換えるALVIK駅にあった、よく行ったケバブ屋さんで夕食と思ったら、
そこは別のお店になっていた。(写真右上
「仕方がないね、街中に戻ってどこか探そうか。」電車に乗って街中の駅で降りて。
クリスマスの飾りがかわいい!(こんな飾りははじめて見た〜☆)街角をぶらぶらして。
「ね?この近くの坂のところに、たった1度だけ行ったカレー屋さんがあるよね?」と、自由人。
「そう言えば・・・、knäckeの誕生日だったよね?でも、場所を覚えていない。」と、knäcke。
「ここじゃない?」ちょこっとウロウロして、そのカレー屋さん「MANDARA」を発見。
まず、ビールを注文して、「どうしてここに1度しか来なかったんだろう?」と。
メニューを見てすぐにその理由がわかった、「そうだ、高かったんだ・・・。」(- -;*)ゞ
カレーを食べるつもりで入ったんだけど、カレーが3,000円ほど。
カレーに3,000円はやめようという自由人の提案で、鉄板焼き??のようなものに。
それにはなぜか??スープのようなものがついてきたけど、スープは・・・、・・・、(;◔ิд◔ิ)
お高くて微妙な夕食をすませ、「このカレー屋さん、3度目はないね。」
なんて話をしながら、
時折雪舞う街角を、たくさんの思い出とブラブラするのでした。
雪の結晶のようなクリスマスイルミネーション。
北欧はやっぱり冬がいいね☆
つづく。